ゆーちゃんの受験日記

大学受験についてたんたんと書きます

勉強する時に意識していること(英語)

前回の記事を見ていない方は前回の前文だけでも読んでください。僕がこのシリーズを書いている理由が分かった方が理解しやすいと思います。

今回は英語編です。(めっちゃ長いです。時間ある時にちょいちょい読んでください)

 

まず英語についてですが、僕はセンター180安定、本試58点くらいのレベルで恐らくなのですが、世間的にはまあ出来てる方に入ると思います。とは言っても本試で80超を取るレベルまで持ち上げたいため、まだまだ堅実に努力する必要があります。そのため今回の記事はセンター長文でノーミスないしは1問ミス程度で、安定している人の勉強法と思って下さい。ただし、それに及ばない人にも役立つ情報もあります(というかそれしかない)ので最初の方に項目をまとめて書いておきます。気になった箇所だけ見てみるのもいいと思います。

〜お品書き〜

  • 英語は言語学習ということを忘れるな
  • 単語どうやって覚えよう
  • 多読のススメ
  • 音読のススメ
  • 英作文は英借文
  • 結局楽しんだもん勝ち

 

まずは「英語は言語学習ということを忘れるな」です。

これで何を言いたいんだこいつは?って話ですが簡単に言えば、母国語として日本語を使っているいわば日本語のプロの僕達でさえ日本語は知らない単語に溢れ、正しい(とされる)言葉遣いを学んでいるのだから英語学習にも当然終わりはなく、生涯学習と思った方が良い、ということです。完璧な人間はいませんし、入試で完璧はもちろん求められません。ある程度心の余裕を持てる教科だと思います。

 

単語はどうやって覚えよう

これは永遠のテーマだと思います。英語に関わらず暗記系のもの全部で問題になってきます。日本人が英語が出来ない理由として英語がなくても生きていけるから、というのをよく聞きます。明治維新の時に今の東大の学生たちが当時英語しかなかった単語を次々と新しい日本語へと翻訳し、それらが定着しているためらしいです。そのおかげか東大入試では複雑な単語は求められません、しかしやはり単語は覚えないといけません。

 

僕が今やっている単語の暗記方法の1例を紹介します。勉強法なんて人それぞれで何百何万とありますから、自分に合った方法にすればいいと思います。

  1. 単語帳を最初から最後まで流し読みする
  2. 流し読みする時に知らない単語やぱっと意味例文が思いつかなかった単語に付箋を貼る
  3. 付箋貼った単語を繰り返し読み覚えたものの付箋を剥がしていく
  4. これを何度も繰り返す

こんな感じで単語帳を利用しています。この際に大事なのは用法を抑えられていない単語も付箋を貼るということです。例えばAをBに期待するというフレーズでexpect A of(from) Bというのが瞬時に出てこなければ期待するという意味を知っていても付箋を貼ります。これによって2次で差がつく英作や語法文法問題に強くなれるはずです。僕は成果が出るほど長い期間やってないのでわかりませんが。良かったら参考にしてください。

 

多読のススメ

先程英語は言語学習といいました。では、言語学習に求められていて受験勉強に忘れられがちなのはなんなのか?を考えた時にこれから紹介するふたつのことが浮かび上がってきます。1つ目は多読です。予備校の英語っていうのは基本的に精読です。何故なら講師が解説する要素は精読にしかないからです。一方で絶対的な文章量が減り、読むスピードが上がらないとかスタミナ切れと言う問題が生じます。そこをカバーしつつアウトプットを助けるのが多読です。勘違いしないで欲しいのが精読と多読は両立すべきだということです。一方に偏っては意味が無いと思います。僕はハリーポッターを今読んでいますが正直レベルを上げすぎて失敗した感が否めません。自分がスラスラ読めるレベルの本を買いましょう。じゃないと多読の意味は薄れてくるし途中で挫折しやすいです。文章はなんでもいいです。論説でも小説でもニュースでも、いっぱい読んで英語に慣れましょう。

 

音読のススメ

2つ目は音読です。最近の中学はコミュニケーション重視の英語だの言ってますが英文法固まってない中学生にしゃべらせても意味ないと思います。理想は中学で英文法をかためて高校で深めていくだと思うんですがこの国のカリキュラムはよくわかりません。まあそんなことは置いておいて音読はリスニングも付随します。だってアクセントとか聞かないと分からないじゃん。音読する時はその文の意味を考えるようになるので、素早く理解する能力とスピード、それからリスニング能力の向上が一気に養えます。最強です。しかしながら予備校でも高校でもあまりやってくれないんですよね。中学でI have a pen.とか元気よく言わせるくせに。そんなことで音読をしましょう。

 

英作文は英借文

これは聞いたことある人も沢山いるでしょう。英作文は真似するところから入ります。何故なら言語を学習するという過程には真似するということが必ず必要だからです。考えてみればみんな親の真似してマッマだのバッバだの言ったりするんだから当たり前です。てな訳で沢山の綺麗な英文を触れて出来れば暗記しましょう。これに関しては教材が少ないです。大体基本英文700選かドラゴンイングリッシュかよくばり英作文とかそのへんが有名ですか?綺麗な汎用性の高い英文に触れて身体感覚として身につけるのがいいそうです。先程紹介した本の中で基本英文700選は17年前の本で例文数も多いのであまりオススメされません。僕は基本英文700選を予備校でやらされ、よくばり英作文を自習に使ってます。

 

結局楽しんだもん勝ち

ここまで読まれた方、お疲れ様でした。最後に最近僕が英語を学ぶ時に思っていることなのですが、結局楽しんだもん勝ちなのです。これまで読めなかった英文が読めるようになった喜び、洋書を読んでイキる楽しみ、知らなかった知識を多言語で享受できる嬉しさ、その全てが英語のモチベーションに繋がります。英語がなくても生きていける日本で英語を学ぶ必要性を作るのも大切かもしれませんが、英語がなければ!英語をやりたい!って思えたら最強じゃないですか?好きな洋楽をもっと知りたいとかでもいいです。楽しんで英語が出来る人は強いと思います。

長くなりましたが、英語を楽しんで学習したいと思います。このシリーズは一旦途切れます(書くの大変)が、また他教科も機会があればやります。コメント無いしはTwitterや質問箱等で聞きたいことがあれば遠慮なく聞いてください。

明日は何を書こうかまだ決めてませんが、何らかの形で更新したいと思います。